ドイツ研修から戻り、
すぐに、私は誕生日を迎えた
少しづつ、観光まちづくりの仕事など、
「仕事」として携わるものが出来始めた
当初、主人は、私のやっていることに対して、
懐疑的だった
「子どもと一緒に森に遊びに行くこと、は悪くない。
ただ、森に遊びに行くようなことが「仕事」になるのか?」
二回り以上年齢の違う人と結婚した私だが、
主人とは、基本的な考え方が、
ぴったり合っていた。
同じことを同じように面白いと感じたし、
大事にしたい、と思えるものが似ていた。
ただ、この「森のこと」については、
真っ向から意見が食い違っていた
その主人が、翌年、2016年の私のバースデーカードに、
「仕事、頑張れよ」と書いてくれた
歯痛に悩まされながらも、嬉しくて涙が出た
それまで数年やってきたことを認めてもらえた気がして、
本当に嬉しかった。
今でも、最後のバースデーカードを通して
主人に背中を押してもらっている気がする時がある
プランターの花を植え替えようと、抜いてみた
こんなに細い、
けど、
こんなに長くてたくさんの根っこ
なんか、励まされた