資格を取り、宅建業をスタートした
主人の知己の会社さんに、修行に行き、
仕事を教えていただいた。
ビギナーズラックで、仕事に結びついたものもあったが、
なかなか厳しい世界だということが分かった
結婚一年目の記念日
主人は旅行に行こうと言い出した
それも、両親を誘って・・・
多分、仲良くなりたい気持ちもあったと思うし、
こういう機会は、今後いつ巡ってくるかわからないからかもしれないし、
分不相応にも、4人で旅行に出かけた
結果的に、
これが最初で最後の4人の旅行になった
夏に妊娠がわかった
主人は、もちろんのこと、
私もそんなに若くなかったし、
子どもを授かるかどうか自信がなかった
でも、どこかでもしかしたら、と願っていた
検査に行ってみると、
「あれ?」
先生がニヤニヤした。
「もしかしたら双子ちゃんかも。」
飛び上がるほど嬉しかった
色々あったけど、無事、産み月を迎え、
予定の帝王切開で出産した。
という訳で、
2年目の結婚記念日は、産院で迎えた
楽しい妊婦生活、
新しい家族との生活
気持ちは浮かれまくっていた
その後、寝かせてもらえない日々が続き、
梅雨に突入
なんだか、調子が狂い始めた
楽しいはずの子育て生活なのに、
やる気が出ない
些細なことで涙が出る
とうとう、夕食のメニューが考えられなくなった
朝も起き上がれなくなった
もしかして・・・
母親学級で習ったアレかもしれない
主人に相談し、産科の先生の所に行ってもらい、
病院を紹介してもらった
クスリを処方された
1か月程度は真面目に服用した
そのうち、服用を忘れるようになり、
クスリが余るようになってきた
なんとなく、
いつもの自分に戻れてきたような気がした
身体に力が入るようになり、
病院とも別れを告げた
これは、多分、結婚してすぐに新聞で見つけて
切り抜いたもの
幼い頃から夢に描いていた結婚生活とは程遠かったけど、
多分これが私の幸せ、と思いたかったのかもね