幼い頃から、「やらされていた」お琴
中学3年の受験シーズンは、きっぱり「やらない」と宣言
なんとか志望校に入学した頃から、
意識が変わってきた
やらされていたはずのお琴が、
自分のPRポイントになるかも、と思い始め、
初めて自ら母以外の師匠についてみたいと欲が出てきた
母の親師匠のもとに通い始め、
昇格試験を受験
ここで初めての挫折を味わう
自分が一番上手、と思えたのは、
半径5mの世界だったことに遅ればせながら、気が付いた
大海に出てみれば、ただの人であることを否応なしに実感した
もっとうまくなりたい!
初めて、自ら、練習するようになった
外部のお稽古に通うようになり、
先輩方のグループに所属し、
切磋琢磨し、曲がりなりにも音楽を作り上げる楽しさを味わうようになった
お琴の譜面は、五線譜と違って、縦に進んでいくのです