一風変わった人と結婚することにした
まず、周りのみんなにどうやって打ち明けようか迷った
思い切って、打ち明けてみると、
気づいていた人もいたし、
驚いた人もいたけど、
思いのほか、反対はなかった
というか、多分、私の周りの人は、
私が、
「相談はしてくるけど、人のいうことを聞かない子」だと、
知っているから(笑)
このセリフは何人もの友人に言われている
34歳
あまり早くない結婚だった
その人は、
色々ある人だけど、
一緒にいて一番落ち着く人だった
もっと条件のいい人、
親の喜びそうな人にしようかと
ココロが揺らいだこともあったけど、
結果的に、自分の気持ちに正直になってみた
拍子抜けするほど、
穏やかな毎日が始まった
結婚式は、予てから
出雲大社がいいな、とぼんやり思っていたのだが
身体の不自由な親戚が、そこまで行くのは、と
躊躇を示したので、
すんなり京都に変更
いつもお世話になっている美容師さんに相談すると、
オススメの美容師さんをご紹介くださり、
納得のいくコスプレを楽しむことが出来た
というのは、今になって思えることで、
その時は、自分一人ですべてを仕切っていたので、
当日を迎えるまで、
段取りに追われ、ドキドキで当日を迎え、
三々九度の場面は、
記憶のかなたにしか残っていない
最後の勤め先を辞めた後、
これからは、私が働いていくぞ、という意志の元、
自分で会社を始めることにした
主人の勧めもあり、宅建の勉強を始め
一年後、資格を取得し、宅建業を開業した
いわゆる、不動産屋さん